株式会社 修美は絵画、書跡に加え、多岐にわたる歴史資料（近現代紙資料、絵図、写真、写真原板）の保存修理を行っています。

近年では、保存修理の対象や内容も多様化していており伝統に基づいた「装潢修理技術」に加えて、弊社においては専門の保存科学室を設置し、科学調査やより安全な保存技術の研究・開発の向上に励んでいます。また、弊社は女性技術者が比較的多く、工房内もとても明るく活気に溢れています。

弊社のロゴマークのモチーフである丸葉藍（マルバアイ）には「装潢修理技術」を持ち、美術史・歴史・保存科学などの「学術」を身につけ、文化財修理を担うものとしての「人格」を有するといった一枚ずつの葉が重なり合うことにより、変わりゆく時代とともに多様化する文化財の保存修理に対応できる「唯一無二の世界最高の修理工房」を目指す工房になるようにと願いが込められています。そのような工房となるよう、さらなる努力を積み重ねて、参ります。