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平成16年度 第10回定期研修会 記念国際シンポジウム

テーマ:東洋文化財修復技術の現状と未来

開催概要

日  時  ■  平成16年11月5日(金)・6日(土)
会  場  ■  京都府民総合交流プラザ京都テルサ
主  催  ■  国宝修理装潢師連盟
後  援  ■  文化庁
独立行政法人 国立博物館
財団法人文化財保護・芸術研究助成財団
京都府教育委員会
滋賀県教育委員会
奈良県教育委員会
大阪府教育委員会
文化財保存修復学会
全国文化財保存技術連合会
参加者数  ■  1,027名(2日間延べ人数)

プログラム

11月5日(金)

10:30〜10:40 開会挨拶 岡 興造(岩太郎)
(国宝修理装潢師連盟理事長)
第1部 日本における装潢分野の全体像
10:45〜11:45 国際交流と装潢の世界 渡邊 明義 氏
(前 文化財研究所理事長)
11:45〜12:45 装潢分野の歩みと新たな資格制度 湯山 賢一 氏
(文化庁文化財部鑑査官)
12:45〜14:15 休  憩  
第2部 欧米における絵画・書跡の修復
14:15〜15:15 大英博物館の修復-平山スタジオにおける中国絵画の保存修復 邱 錦仙 氏
(大英博物館)
15:15〜16:15 大英図書館におけるアジアの写本と文献の保存修復:過去、現在、そして未来 マーク・バーナード 氏
(大英図書館)
16:15〜17:15 フリーア美術館とアーサー・M・サックラー美術館の古代中国書画コレクションの修復と表装 顧 祥妹 氏
(フリーア美術館)
17:15〜18:30 ポスターセッション  
18:30〜20:30 懇親会 (テルサホール)

11月6日(土)

第3部 アジアにおける絵画・書跡の修復
10:00〜11:00 中国における文化財保存修復の現状と展望 杜 暁帆 氏
(ユネスコ北京事務所)
11:00〜12:00 韓国の伝統表装について-肖像画を中心に 朴 智善 氏
(靖齋文化財保存研究所)
12:00〜13:00 休  憩  
第4部 日本における絵画・書跡の修復
13:30〜14:30 絵画修理の考え方 鬼原 俊枝 氏
(文化庁文化財部)
14:30〜15:30 書跡文化財修復の全体像 池田 寿 氏
(文化庁文化財部)
15:30〜16:00 休  憩  
16:00〜16:30 絵画の修理-この10年間の取組み 君嶋 隆幸
(国宝修理装潢師連盟技師長)
16:30〜17:00 書跡の修理-共同修理事業を中心に、この10年の取組み- 鈴木 裕
(国宝修理装潢師連盟技師長)
17:00〜17:15 閉会挨拶 坂田 雅之
(国宝修理装潢師連盟事業理事)

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登録技術者個人研修(技術・技能の練磨)ポスター発表

テーマ 研修者
平家納経の組紐の組織を模倣する 井上 さやか
家庭用防虫剤による影響と対策 今田 淳
調合色を中心とした絵画技法 宇和川 史彦
人造岩絵具の劣化について(1) 沖本 明子
古代、中世における漉き返し紙について 川端 誠
装潢分野の拘わる木素材の探求 佐味 義之
楮の栽培地における繊維の違い 澤田 篤志
膠による顔料の視覚的変化 竹内 友希子
補修紙製作時、原料処理方法の選択についての考察 竹上 幸宏
古写経料紙の研究(2) 田村 孝江
静岡の三椏紙 友田 千恵
裂について<竹屋町> 蛭田 ひとみ
手透き和紙の行程 前橋 孝之
補彩用絵具について 的場 礼

ポスター発表

テーマ 発表者
平成15年度文化財保存技術(装潢)伝承者養成研修等事業「無地染見本作製事業」 国宝修理装潢師連盟
平成15年度文化財保存技術(装潢)伝承者養成研修等事業「漆塗り見本作製事業」 国宝修理装潢師連盟
平成15年度文化財保存技術(装潢)伝承者養成研修等事業「修復用劣化絹研究事業」 国宝修理装潢師連盟

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