令和8年度 第30回定期研修会
テーマ:鑑賞と保存の基礎知識 -文化財料紙への視点-
開催概要
- 開催日
- 令和8年11月20日(金)
- 開催時間
- 10時から17時30分(受付開始・開場:9時15分)
- 会場
- ロームシアター京都 サウスホール(https://rohmtheatrekyoto.jp/)
京都市左京区岡崎最勝寺町13 - 定員
- 400名
- 参 加 料
- 無料(事前申込、定員制)
- 主催
- 一般社団法人 国宝修理装潢師連盟
- 後援
- 独立行政法人 国立文化財機構・京都府教育委員会・滋賀県・奈良県・福岡県教育委員会・一般社団法人 文化財保存修復学会・全国文化財保存技術連合会
開催内容
国宝修理装潢師連盟では年に一度定期研修会を開いており、本年で第30回を迎えます。毎年各界の識者にご講演頂き、連盟に登録する技術者の知識向上のみならず、文化財保存修理を学ぶ学生や美術館博物館の方々等、関係者の皆様に幅広くご参加頂き、文化財修理への理解を得ることを目的としています。
節目となる今年度は「鑑賞と保存の基礎知識-文化財料紙への視点-」と題し開催いたします。文化財の料紙は、歴史的な製紙技術の発展を背景とし、社会的需要に応えるなかで多様な品質の紙が生み出されてきました。それゆえに古記録や古文書上にみえる紙の名称は極めて多く、我々の先人が豊かな紙の文化に親しんできたことが知られています。修理の実施において料紙の物性を知ることは極めて重要です。20世紀の後半から、料紙の計測・観察による研究や修理時におけるJIS P8120法における繊維分析が進展しました。その結果、今日では各時代の製紙技術の特徴の理解の上に、文化財料紙の寸法や品質の特徴が明らかにされ、さらには歴史上の名称と比定が進んでいます。
本研修会では、現在の料紙研究の成果をふまえ、各時代における、絵画・書跡・典籍・古文書料紙の寸法・品質の特徴に対する知識を共有するとともに、繊維分析について基礎的な見方を確認する機会とします。加えて、個別の料紙が体現する文化財価値、ひいては歴史的な紙の文化に対する理解を深めます。
そのほか、加盟工房によるテーマに沿った修理事例のポスター発表、用具原材料の生産者等による展示なども計画しています。
専門家に向けた内容となっておりますが、関心をお持ちの多くの方々にご参加いただきたく、お申込みをお待ちしております。
申込について
| 申込締切 | 令和8年11月10日(火)必着 ※申込人数が上限に達した場合は、上記より早く締め切る場合があります。
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|---|---|
| 注意事項 |
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| 問い合わせ先 | (社)国宝修理装潢師連盟 事務局 メール: 電話:075-211-2609 |
プログラム
| 10:00 | 開会挨拶 | 山本 記子 (国宝修理装潢師連盟 理事長) |
|---|---|---|
| 10:05 | 講 演 | 「鑑賞と保存の基礎知識 料紙① ―料紙研究の成果と料紙の歴史的変遷、我が国に伝来する各種料紙の特徴と利用―」 講師:地主 智彦 先生(文化庁) |
| 11:05 | 休 憩 | |
| 11:10 | 講 演 | 「鑑賞と保存の基礎知識 料紙② ―料紙研究の成果と料紙の歴史的変遷、我が国に伝来する各種料紙の特徴と利用―」 講師: 地主 智彦 先生(文化庁) |
| 12:10 | 昼休憩/ポスターセッション | |
| 13:30 | 講 演 | 「鑑賞と保存の基礎知識 料紙③ ―本紙および表装(表具)からの文化財の価値・評価との関係性を探る―」 講師:髙梨 真行 先生(皇居三の丸尚蔵館) |
| 14:30 | 休 憩 | |
| 14:35 | 講 演 | 「鑑賞と保存の基礎知識 紙文化財の繊維分析 -分析の考え方と判別のポイント-」 講師:有吉 正明 先生(高知県立紙産業技術センター) |
| 15:35 | ティー ブレイク/ポスターセッション | |
| 16:25 | 講演者によるクロストーク | 進行役:中野 慎之 先生(同志社大学) |
| 17:25 | 閉会挨拶 | 半田 昌規(国宝修理装潢師連盟 副理事長) |
- ※参加人数が上限に達した場合、参加をお断りさせていただく場合がございますのでご了承下さい。ご不明な点等、お問い合せは連盟事務局までお願い致します。
- ※頂いた個人情報は今回の定期研修会開催に必要な事務の為に使用いたします。尚、今後の連盟主催事業のご案内のために使用させていただくことがあります。
本事業は文化庁「令和8年度国宝重要文化財等保存・活用事業費補助金」により「選保 装潢修理技術 文化財保存技術(伝承)団体事業」の一環として実施いたします。
